こんにちは、ちゃぺです。
前回は、私が一条工務店を選んだ理由を少し書きました。
今回は、もう少し掘り下げて私目線で解説をしていきたいと思います。
ちなみに、我が家はi-samartで建てる予定です。
(2019年3月に引渡しが終わり無事生活を開始しております)
家を建てるに至った経緯やそれに関しての忘備録なので、私の主観で書いています。
将来、何かのきっかけで”自分はここにこだわって家を建てた”と振り返りたいためです。
ですので、既に色々と調べてすでにご存じのこともあるかと思いますが、一度整理も兼ねてまとめてみたいと思います。
<目次>
・全館床暖房(標準仕様)
・外内ダブル断熱構法(標準仕様)
・トリプルガラス(標準仕様)
・ハイドロテクトタイル(オプション)
全館床暖房

トイレやお風呂、洗面所、1階、2階のほぼ全館すべてに床暖房を標準として搭載しているのは一条工務店だけではないでしょうか。
私が知らないだけかもしれませんが。。。
一般的なハウスメーカーや工務店なら高額なオプションになると思います。
残念ながら今年の冬はその効果を体感することができませんでしたが、来年できると思うとすごく楽しみです。
冬場はヒートショックで亡くなられる方もいらっしゃいますが、家での温度差による血圧の変動が原因とされています。
交通事故死者数よりも多いのは意外でした。

いわゆる、高断熱高気密な家となります。
断熱材(保温材)として高性能ウレタンフォームを使用しており、外断熱で50mm、内断熱で140mmでダブルにしている構法となっています。
でも、『実際どうなの?』と分かりにくいので以下の様に、『Q値』と『C値』を使って一般的には表されます。
1つは、断熱性としてののQ値として表され、一条工務店のI-smartは0.51W/m²・K。
Q値は、小さければ小さいほど断熱性が高く、換気による熱損失が小さいことを示しています。
簡単に言うと、暖房で暖めたり、冷房で冷やした空気の逃げやすさを数値化したものとなります。
首都圏などでは、一般的にこのQ値は2.7W/m²・Kに設定されているとのことなので、一条工務店の家はそれをかなり下回っていることが分かります。
次に、気密性を表すC値が使われ、一条工務店のI-smartは0.59cm²/m²となっています。
家にどれくらいのすき間があるかを数値で表したものになります。
こちらも数値が小さい方がすき間が少ない、となります。
首都圏などでは、このC値は5.0W/m²・Kに設定されているとのことなので、一条工務店の家はそれをかなり下回っていることが分かります。
実際の所はどうなのか住んでみなければ分かりませんので、また住み始めてからレポートします。
トリプルガラス

正確には、『防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ』となります。
分かりにくいので解説すると、室内側は2枚(3mm+3mm)の合わせガラスになっていて、間に防犯用に割れにくい特殊樹脂膜が入っています。
防犯性能に関しては、住まいの体験会に行くと実践してくれるのでその性能がよくわかるのでおススメです。
一条工務店の防犯性能については別でまとめてみましたので、よろしければご参考ください。
そして、Low-Eとは、Low Emissivity(ロー・エミシビティー)の略で、『低放射』という意味で、金属膜が熱を逃がさないためにコーティングされています。
ガラスが3枚でトリプル(1枚は合わせ)となっており、その間には熱を伝えにくいクリプトンガスが入れられています。
空気と比較して2.6倍も熱を伝えにくいので遮熱・断熱効果があるとの事です。
そしてサッシには断熱性の高い樹脂サッシが使われています。
日本では樹脂サッシの普及率は約10%で欧米の60~70%と比べて著しく低いです。
日本では、アルミサッシが約60%とNo.1の普及率になっています。
アルミサッシは樹脂サッシの約1,000倍熱を伝えやすいので、室内の冷暖房で温めた熱が逃げやすく、また外からの冷気や熱気が室内に伝わりやすいことになります。
アルミサッシが普及したのは1957年頃と歴史が長く、強度が高くコストも安く施工もしやすいと言われています。
一方、樹脂サッシは1975年頃から生産が開始していて、コストがアルミサッシと比べて約2倍ほど高いので普及が進んでいないそうです。
アルミサッシの窓って、結露はするし寒しであまりいい点がないのですが、日本では圧倒的な普及率だとは驚きでした。
冷暖房費のことや結露のこと、結露によるカビなどの健康への影響などを考えると、窓は断熱性能の高いものを採用したいですね。
ハイドロテクトタイル

TOTO(株)で開発された光触媒の技術を採用したタイル。
光触媒の影響により、タイル表面への汚れの付着を抑制し、きれいな状態を維持するとのことです(セルフクリーニング効果)。
またタイルは他の外壁よりも丈夫であることから、メンテナンス(修繕)費用が抑えらえるとなっています。
通常であれば10年に1度メンテナンスを行い100万ほどの費用が掛かるとのことですが、ハイドロテクトタイルなら30年ぐらいは大丈夫でしかも70万ほどだけでOKとなっています。
単純に30年で考えると、
100万×3年=300万 ⇔ 70万
となりますので、30年で230万得することになります。
家を建てても維持するのにメンテナンスを掛けたくない考えなので、これはすごく魅力的に思いました。
実際どうなんでしょうか!
定期的に観察して報告出来たらと考えています。
まとめ
今回は、我が家がハウスメーカーの中から一条工務店を選んだポイントに関して紹介しました。
・全館床暖峰だから冬に家のどこにいても寒くない
・高性能な防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシの窓で光熱費が抑えられて結露もせず(?)、カビも発生せず快適
・ハイドロテクトタイルで常にきれいでメンテンナス費も抑えられる
なるべく手がかからず、お金のかからない家にしたいと思っていたので、私たち家族にとっては理想的でした。
これで気になるのが値段だと思います。
次回は私たちが仮契約をした時の坪単価を紹介したいと思います。
以上、長々と読んでいただきありがとうございました。