こんにちは、ちゃぺです。
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2020年は新型コロナや米国大統領選挙もあり一見難しい相場でしたが、今振り返ると金融緩和で”買えば上がる”相場でもありました。
特に、『巣篭り』の代表と言われる銘柄、Zoom【ZM】、Amazon【AMZN】などがかなり値を上げました。
そんな中でも話題となったのはテスラ【TSLA】ではないかと思います。
途中で株式分割やS&P500への採用がありましたが、株価は約700%(約7倍)の上昇とNASDAQの40%上昇が霞んでいます。
(青:ダウ、緑:S&P、黄:NASDAQ、紫:テスラ)
Yahoo financeより
まさか、テスラがここまで上昇するとは思ってもいませんでしたが、やはりここまで上昇するとなると、バイデン氏が新大統領になってクリーンエネルギー政策に大きく舵を切ることが予想され、アメリカの国策=世界の流れが来る可能性があります。
『今更テスラを買うのものなー』とか、『クリーンエネルギー企業はイマイチ良く分からんなー』と思い、色々と探していた時に良いETFがありました!
それは、【QCLN】と【ICLN】です。
2020年の年末にそれぞれ購入しましたが、今年も下がった時には買い増しを行って時流に乗りたいと思っているので、今回それぞれについて調べてみました。
これから米国株投資を始めてみようと考えている方の参考になりましたら幸いです。
QCLNとICLNの比較
簡単に調べられるのはBloombergのマーケット情報です。
特徴
【QCLN】
✔ ファースト・トラスト・ナスダック・クリーン・エッジ・グリーン・エナジー・インデックス・ファンド(First Trust NASDAQ Clean Edge Green Energy Index Fund)は、米国籍のETF(上場投資信託)。
✔ ナスダック・クリーン・エッジ米国リキッド・シリーズ・イ ンデックスに連動する投資成果を目指す。
✔ 同指数は、米国に上場するクリーンエネルギー企業の実績に連動する調整時価総額加重指数。
【ICLN】
✔ iシェアーズ・グローバル・クリーンエネルギーETF(iShares Global Clean Energy ETF )は、米国籍のETF(上場投資信託)。
✔ S&Pグローバル・クリーンエネルギー株指数に連動する投資成果を目指す。
✔ エネルギー、工業、テクノロジー、公益事業の中型株を中心に保有する。時価総額加重平均を用いて保有銘柄のウエートを算定。
何となく、QCLNがNASAQの中にあるクリーンエネルギー企業(ハイテクに近い?)、ICLNがS&Pからクリーンエネルギー関連企業で構成されている感じ。
構成銘柄を比較してみると、以下の通り。
構成銘柄やセクター
ETF.comより
【QCLN】
TeslaやNIOは電気自動車メーカー、Albemarle Corporationはリチウム電池、CreeはLED照明、他は太陽光発電などの再生エネルギー関連企業で構成(上位10社で55%、銘柄数は45)。
【ICLN】
燃料電池、電力発電、太陽光、風力発電、など低炭素によるエネルギー発電を行っている企業で構成(上位10社で49%、銘柄数は33)。
セクターで見ると、QCLNは半導体なども入っていて幅広く、ICLNは工業やインフラと言った印象。
ETF.comより
リターンや経費については以下の通り。
リターンや経費
ETF.comより
去年は新型コロナの影響もあってFRBが金融緩和を進めたこともありかなり上昇。
それでも、3年や5年でもそこそこのリターンなので、中長期で様子を見ながら持っていても良いのではないかと思っています。
経費は、QCLNが0.60%、ICLNが0.46%なので、VOO(0.03%)やQQQ(0.20%)と比べると少し高めです。
(くれぐれも投資は自己責任でお願いいたします)
まとめ
今回は、クリーンエネルギーETFであるQCLNとICLNついての紹介になりました。
2020年は巣篭りのハイテク銘柄が大きく上昇したので、2021年はその反動が来ると思います。
それらのお金がどこに流れるのか?ですが、1つはクリーンエネルギー関連だと思っています。
ただ、そこに全力投資するのではなく、今のポートフォリオを整理して今回紹介したQCLNやICLNを買い増ししたいと思います。
1,000円から米国の大企業、AppleやAmazonの株を買うことも可能です。