こんにちは、ちゃぺです。
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
今年の1月からアメリカ株への投資を始めて半年が経ちました。
一応、自分なりに企業分析をしたり、様々な方のブログを見て、『これなら行ける!』と思って買い進めてきました。
てことで、半年間の振り返りをして、今後に向けた方針を考えたいと思います。
アメリカ株は長期保有を前提に購入しているので、極端な方針転換は良くないと思いますが、多少の軌道修正には必要かと思っています。
定期的にPDCAを回すことは自分を見つめ直すいい機会です。
アメリカ株を買って資産形成をしようかとお考えの方の参考になればと思います。
最後までお付き合いいただけますと幸いです。
現在の状況
7月3日時点での保有株数は11銘柄、投資総額としては$13719.79(手数料込)となりました。
現在のポートフォリオは以下の通りです。株価ベースで配当金は含んでいません。
購入金額は大体$1,200~1,300/回で手数料負けしない様にしています。
ちなみにSBI証券を使用しています。
総額で$500でも買えますが、それだと$5/$500=1%が手数料として取られてしまいます。
$1,200にすると、$1,200×0.45%=$5.4となり、最低の$5以上なのでOK。
最低の購入金額は$1,111以上にしておけば手数料負けはしません。
セクターで分類すると以下の通りになります。
生活必需品とヘルスケアで50%以上を占めており、通信を合わせると70%近くになります。
これは景気が減速しても影響が軽微で済むようなディフェンスを重視しているためです。
景気が悪化したとしても、薬やスマホの使用を止める事が出来ない、つまりはそれらの企業には安定した利益が入る可能性が高いと考えているからです。
景気が弱い・金利が低い場合は、『公益』、『一般消費』、『ヘルスケア』、『通信』が買われやすい傾向にあります。
保有銘柄数について
保有銘柄数は11あるので、取りあえずはこれぐらいで止めておく予定です。
理由は自分で管理できる範囲内に抑えたいから、です。
かと言って少なすぎてもダメです。
相場には、『卵は一つのカゴに盛るな』と言う有名な格言があります。
卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合には、全部の卵が割れてしまうかもしれないが、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、そのうちの一つのカゴを落としカゴの卵が割れて駄目になったとしても、他のカゴの卵は影響を受けずにすむということ。
特定の商品だけに投資をするのではなく、複数の商品に投資を行い、リスクを分散させた方がよいという教え(=銘柄分散投資)。
これはデータからも明らかで、例えば1銘柄だけを保有していて、それが50%下落すると50%資産が減ります。
グラフで表すと以下の通りです。
しかし、それが2銘柄、5銘柄と増え、その中の1つが50%下落したとすると、2銘柄では総資産が25%下落、5銘柄では10%下落と影響を分散出来ます。
10銘柄あって、その内の1つが50%下落しも5%ほどの影響しかありません。
現在までのリターン
現在まので株価リターンは以下の通りです。
計算は以下の通りです。
(現在株価) ÷ (購入価格) - 1 【%】
生活必需品の【KO】がトップ、その後を通信の【T】、【VZ】が続いています。
一方、最低はこちらも生活必需品の【MO】、ヘルスケアの【ABBV】、生活必需品の【PM】となりました。
全体で見ると0.3%のプラスでした。
配当込みのトータルリターンは以下の通りです。
こちらも【ABBV】と【PM】が入れ替わっているぐらいで、ほとんど株価リターンと変わりません。
理由は、【ABBV】が配当をもらっていますが、【PM】はもらっていないからです。
配当がまだ少ないのもありますが、トータルリターンでは0.8%のプラスとなっています。
なお、計算は以下の通りです。
((現在株価)+(配当)) ÷ (購入価格) - 1 【%】
これまでの方針と今後の方針
これまでの買い付けは、P/LやB/Sを見た上で以下の状況が確認できた時でした。
- 売上高、利益が右肩上がりになっているか?
- 営業キャッシュフローが右肩上がりで、投資キャッシュフローが小さいか?
- 営業キャッシュフローマージンが20%以上あるか?
- 配当利回りが高いか?(目安3%以上)
あまり深く考えず、『ある程度配当が貰えて再投資すればいいかなー』ぐらいに思っていました。
ですが!
トータルリターンを見てお分かりの通り、【MO】と【PM】の下落率がひどすぎます。
一方、つい最近購入した情報技術の【V】や【MA】は既に3%ほどプラスとなっています。
たばこ産業は斜陽産業と呼ばれていますし、健康への配慮から企業や国がたばこへの規制が高まっています。
一方で、クレジットカードなどはキャッシュレス化が促進されています。
そう考えると、相場の格言である『国策に売りなし』に従い、もう少し広い目と大局的な見方が必要かと感じています。
つまり配当ばかりに気を囚われてはダメと言えます。
信頼性の高い情報源を元に、政府、特にアメリカの動きを注視して行く必要が高そうです。
また、日本株はボックス相場の底値を拾って高値で売る、通称『うねり取り』、若しくは逆張りで利益を出していました。
しかし、アメリカ株は長期保有での資産形成であり、今後も右肩上がりの経済状況なことを踏まえると、『順張り』が正解だと思います。
と言う訳で、今後の方針としては、以下の事を付け加えます。
- たばこ株への買い増しは一旦保留。ただし、今後どうなるか分からないので保有継続。
- 配当利回りだけではなく、トータルリターンで考える。
- 順張りを受け入れる。
まとめ
2019年1月よりアメリカ株への投資を始めましたが、今の所大きな方針転換は必要ないと判断しました。
ただし、たばこ株への買い増しは暫くしない、配当利回りだけに目を奪われない、順張りを受け入れる、ことを付け加えたいと思います。
たばこ株は今後、長期トレンドが転換して上昇に転じる様なら買い増す可能性もあります。
電子タバコやマリファナの動向がどう出るか?ですね。
まだ半年間した経験はありませんが、やはりアメリカ株は日本株とは違った力強さがあります。
『ソッコーで金持ちになりたい!』って方なら、グロース株で勝負するのも良いですが、『長期で確実に資産形成を!』と考えるならアメリカ株は向いていると思います。
株式への投資はくれぐれも自己責任でお願いいたします。
本日もここまでお付き合いいただきありがとうございました。
それではまた次回!
ちゃぺでした。